海底軍艦 轟天号1963 「特撮大百科」

JUGEMテーマ:特撮・怪獣もの趣味

前2回の記事では(株)キャスト製の轟天号を紹介してきたが、
イワクラ社時代の「特撮大百科」でも既に商品化されていた。
そこで今回はイワクラ版の3種をまとめてみる。
先ずは食頑「ゴジラ特撮大百科ver.3ゴジラの息子篇」から
ラッキーアイテム「海底軍艦 轟天号」
食頑では考えられないポリストーン製。
しかもドリル部分は亜鉛合金でズシリという手応え。
他のアイテムがPVCだけに重さの差は歴然。

以前通っていたアキバのフィギュアショップのバイトくんが
「いや〜店長に言われたんでこの辺の箱全部抜いてきましたよ〜」
ずらり並べた轟天号の前で豪語していた。
ネットオークションでやっと入手出来たこの身には
内心コノヤロ〜って拳を握るエピソードだった。

ムウ帝国の紋をイメージしたかの様なベースがいい。
轟天号を乗せれば立派なイマジネーションフィギュアだ。
ただし最上段の写真みたいに石柱に乗せるのは
(解説書には設置の例としてすすめているのだが)
不安定で危険。ポリストーン製ということもあり
艦橋の細かい部分が落下で破損する可能性大である。

お次は「ゴジラ特撮大百科EX 海底軍艦轟天号・飛行形態」
そう、艦橋とカッター部分を収納し、
弾丸のように高速で飛行するスタイルのフィギュアだ。

艦橋を収納した際の甲板部の資料が無いため
製作スタッフ熟考の結果、完成品のようになったとの事。

「海底軍艦」は明治時代の作家押川春浪の原作。
明治33年の作品で日露戦争に備えて、
南洋の孤島で新型の軍艦「電光艇」を建造する物語。
海底軍艦=潜水艦のようなもので、まだ潜水艦など
空想の存在であった時代の作品。
電光艇も先端にドリルを有しているが、敵艦に穴を開けるもので
地中を掘り進むために使うものでは無かった。
それを脚本の関沢新一さんが舞台を昭和40年にして
子供の頃に感激した原作の持つスケールの大きなロマンを
大事に残したまま新たに作られた物語。
轟天号のデザインは絵物語作家の小松崎茂さん。
以来50年にわたりファンに愛される東宝特撮の
最高傑作メカを誕生させた。
だが関沢さんは乏しい資源から手作りしたゴテゴテしたもの、
武骨にして迫力ある形というのをイメージしていたそうだ。
(劇中の轟天号をコケシみたいとインタビューで答えておられた)


ラストは「ゴジラ特撮大百科COMPLETE 轟天号浮上せり」
劇の終盤でムウ帝国を壊滅させた轟天号が浮上するシーンを再現。
周りの海中には赤い塗料の跳ねがあるのだが、
これはエラー品では無く最期の時を迎えるムウ帝国に向かい、
海中に身を投じたムウ帝国皇帝なのだそうだ。

(株)キャスト版の轟天号もそうだったのだが
このイワクラ版でも一つの原型からアレンジで3アイテムに!
だんだんとお小遣いの余裕も減ってきているなか、姿を変え
幾度にも渡り財布の中身を狙ってくる…恐るべし「特撮大百科」!!
 
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